この夏、千葉の九十九里でサーフィンをはじめたい方の入門手引です。
サーフィンって?
サーフィンは、自然を相手にするスポーツです。
波は一定ではありません。同じ波は二度と来ない、これが現実です。
しかし、ゴルフと違ってトータルの数字は関係なので、いい波を一本でも乗れれば、思わず笑みがこぼれて、爽快な気分になるでしょう。
サーフィンをはじめたい!
最初はサーフスクールをオススメします。丁寧にマンツーマンで教えてくれるので、注意事項や練習の仕方もよくわかります。
道具だけ揃えて、経験者と行っても途中でほったらかしにされるので、はるかに安全です。
最近はどこのサーフショップもスクールをやっているので、ネットで検索して「気に入った場所」・「気に入ったサーフショップ」にお願いすると良いでしょう。
道具もすべてレンタルできますし、皆さん優しく教えてくれます。
持って行くのは、水着・バスタオル・ビーチサンダル・日焼け止めだけでOKです。
道具
・サーフボード
・リーシュコード(パワーコード)
・ウエットスーツ又は水着
・バスタオル
・ビーチサンダル
・バケツ又は大きめビニール袋
※塗れたウエットを持ち帰る用
これだけでは寂しいので、好きなサーフブランドでオシャレするとよりサーフィンを楽しめます。
「サーフブランド」のオススメ
サーフィンのルール
自然を相手にしているスポーツだから、あまくみていると痛い目にあいます。
・先にボードに立った人が優先。
波を乗っている人が来ているのに、横取りしたりは、絶対にいけないので、そこは必ず守るようにしてください。・リーシュコードを付けましょう。
初心者は特にです。これをつけていないと波に飲まれた時ボードがどっかいってしまいます。・海を汚さないこと。
必ず、自分で持ってきたゴミは持ち帰りましょう。「一般社団法人日本サーフィン連盟」の詳しいルールとマナー
サーフィン始めよう!
@ 波チェック
まずは海に入る前に岸から波や海の様子をチェックします。
・波のサイズや強いカレントがないか?
・海底は砂か岩か?
・海の人々や混み具合などを見て自分がどの辺りでサーフィンをするのか?
・沖では、どっち側に流されるか?
A 準備体操
軽くストレッチなどの準備体操をしましょう。
腕と足の筋肉のストレッチを入念にやって、カラダをほぐしておきましょう。
B 準備
・リーシュコードのチェック&着装
※リーシュコードは後足に着けます。
C パドリング
パドリングで沖に出ます。
パドリングはサーフボードの上で腹ばいになり、上体を起こして手を水泳のクロールの感じで動かすようにします。
上体を起こすことで、ボードと上体の接点となる場所で、ボードをしっかり抑え付ける事でボードは飛躍的に安定します。
D 波待ち
波が来るまで、沖でボードに座って待ちます。
サーフボードの座る場所の目安としては、中心よりやや後ろ側です。サーフボードのノーズがちょっとだけ海面から顔を出すような状態です。
これだけでもうまくいかないので、水中で足をゆっくり動かしながら、腰でバランスを取ります。
また、たまに岸を振り返ってみて、自分が岸からみて、どの位置にいるか確認しましょう。
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E テイクオフ
波に乗ります。
ウネリがブレイクする位置に自分のパドリングのスピードが最速になるように合わせていく必要があるので、ブレイクする位置を把握することはとても重要です。
自分が乗れそうなウネリを発見し、ブレイクする位置を見極めたら、タイミングを見計らいパドリング開始です。
ウネリが盛り上がったところでパドルをフルパワーで続けていると、急にパドリングが軽くなるポイントがあります。これは波に乗れかかっている状態です。ただし、ここで焦って立ち上がるウネリにおいていかれるので、もう1〜2パドルぐらいします。
そうすると、サーフボードが波に滑り出します。この、サーフボードが滑り出した瞬間、にすばやく立ち上がりましょう。ここはすばやさが必要です。ゆっくり立ち上がってるとウネリがブレイクしてしまったり、パーリングとなってしまいます。一気に左足(レギュラーの場合)をカラダにひきつけ、サーフボードの上に立ち上がりましょう。
サーフィン専門用語簡単説明
・カレント・・・潮の流れ・パドル・・・ボードの上に腹ばいになり両腕で水をかく動作
・リーシュ(リーシュコード)・・・足首とボードをつないでいるコード。パワーコードともいいます。
・パーリング…テイクオフに失敗し、海面に放り出されたりたたきつけられたりすること。
・テイクオフ・・・パドルして波に乗ってボードにたつ一連の動作
・インサイド・・・岸より、波打ち際(⇔アウトサイド)
・スープ・・・波が崩れて(割れて)からの白い波
・プルアウト・・・波に乗ってる途中で波の裏に出て中断する技。人をよけたりするのに必要。